黄金のマイホーム日記

伝説のマイホーム購入までの歴史を後世に残すべく記録した伝記

ロスガードの吸気口(RA)

i-smartには標準で、24時間換気装置として「ロスガード」が付きます。
また、このロスガードは床暖房設備を「さらぽか空調」オプションに変更することで「デシカント換気」装置に変更することができます。
デシカント装置は、換気と同時に屋内の「湿度」をコントロールし、年中40~50%に保つことができるそうです。
(仕組みは設計士さんや営業さんに聞いても、よく分からないそうです。頼むよw)
私はさらぽか空調の最大の魅力は、床冷房の温度効果よりもむしろこの「湿度コントロール」にあると考えています。


私は以前、仕事で海外のとある広大な砂漠地帯に行ったことがあるのですが、非常に暑い地域にも関わらず不思議と汗をかかず、不快に感じなかったことが強く印象に残っています。当時、それは日本の夏季と異なり、湿度が極端に低いことによると聞かされました。


おそらく電気代はロスガードよりも高くなってしまうことが予想されますが、夏冬の快適性、健康面への好影響、および水周りのカビの抑制には期待が膨らむオプションですので魅力的とあり、高額な導入コストと葛藤しながらも一応、限定申込枠にエントリーしている状態です。


とりあえずさらぽか空調にするかどうかはまた考えるとして、ブログを見て回るとロスガードの「本体装置」と「吸気口(RA)」から発せられる音は「うるさい」とあります。
そんな記事を見た私は、まず本体は居室空間からは排除して玄関に配置しました。
吸気口(RA)については、勝手口と玄関の2か所に分散させて以下の通りです。


赤丸○がRAの設置位置

左側の勝手口の拡大図


右側の玄関の拡大図


私の脳内妄想空気流動力学的には、家の隅々に新鮮な空気が行き渡るはずです。
ただ、いちまつの不安があります。


①あまり換気が良すぎると、せっかく床暖房や冷房で快適にしようとしても、室内の空気がどんどん外に逃げてしまうのではなかろうか。


②どちらも土間の上への設置だが、土間ってきっと外気に一番近い温度の場所だよね。ロスガードって屋内空気と外気が熱交換されて中間の温度になって室内に配給されるらしいけど、土間上空への配置だと夏は熱気が、冬は冷気が室内に配給されてしまうことにはならないだろうか。


考えすぎでありますように。

太陽光パネルってどうなのよ

すっかりブログの更新をしていませんでしたが、少しずつ家の図面は進んでいます。
そんな最中、太陽光パネルの搭載について知識が増えていくのと同時に、この必要性については非常に懐疑的になってきました。


一条工務店といえば、全館床暖房に加えて大容量の太陽光パネルが代名詞的な「売り」だと思います。


HPでは上記のように大容量パネルを全面に押し出してプロモーションしています。
しかし、発電した電気を電力会社に販売する際の「売電単価」は2016年現在、過去最低に大幅下落しています。
少し調べてみれば分かりますが、もはや太陽光発電で「儲けれる」のは過去の話。昨年までに搭載している人なら、パネル搭載費用は7年程度で元が取れるかもしれませんが、今から搭載する人が元をとるには15~16年くらいかかります。(もちろん日照量の地域差はありますが、私の住む地域のシミュレーションです。)


さらに一条では明確な金額を示しませんが、パワーコンディショナは10~15年程度で基盤交換が必要になるでしょうから、ランニングコストも考慮すれば必要性には更に疑問が湧きます。


そこで私としては次のように考えるようになりました。
①せっかく一条で建てるのに、太陽光パネル無しというのはちょっと寂しい。
②大容量は不要。4~5kW程度で十分。


しかしながら、私の間取りから作成できる屋根形状の制約上、4~5kWの太陽光パネル一体型の屋根の搭載は不可能だったのです。
結論として、どうしても16kWの搭載面積になってしまい、搭載容量を減らすためには「ダミーパネル」をオプションで購入するしかないのでした。
10kW程度まで減らそうとすると、太陽光パネルとは別に、ダミーパネルオプション料が25万円ほどかかります。
はっきり言って、ダミーパネル費用は無駄な支出です。私は本当にムカつきました。
結局のところ、屋根形状の標準仕様パターンが少なすぎて、強引に大容量の高額な太陽光パネルを売りつける価格設定スキームになっています。


自分で任意の容量を選択できない仕組みにイラつきながら、間取りの変更や太陽光パネル容量、ダミーパネルと組み合わせた費用、20年間での費用効果を何パターンも自宅でシミュレーションしましたが、だんだんどうでもいいや・・・もう太陽光なんて載せないでいいんじゃないかと思い始めました。ですが最終的には、奥さんとも話して「将来的に蓄電池が普及した時に、有用な使い道ができるのではないか」という先行投資と割り切ろうと考えました。


そんなわけで、10.25kWとギリギリ20年間の売電保証期間は確保できる容量とし、追加でダミーパネル25万円を支払う選択をしたのでした。また、今後の電気購入単価を予想すると、「余剰売り」方式で良いと考えています。原発再稼働は世論が許さなそうですしね。


もしも2016年からでも、まだ一条の太陽光パネルは大容量を載せた方がメリットが大きいと断言できる方がいらっしゃれば、ぜひその理由をお聞かせ頂けると有り難いです。

間取りに悩む

一条工務店の設計士さんが、私の希望を反映した間取り図を作ってくれました。

私の手持ちの「せっけい倶楽部」ソフトで再現して、家具などをイメージして配置してみた図がこちら↓

さすがプロの考えた図面です。

私の希望はほぼ反映され、いかにも「家!」といった間取りで、かつ建設予定地の、凸凹地形にもきれいに収まります。


ちなみに素人の私が全霊を注いで考えたのはこちら↓


私の案は廊下を無くしたマンション風間取りです。

LDKを見比べると、設計士さんの図面は日当たりは抜群で、キッチン、リビングが区分けされていて暮らしやすそうです。

空間としての開放感はおそらく私案の方が上だと思います。

廊下面積を削減している分、私案の方が収納スペースも多くとれています。

(私案の方が建坪も大きくなってしまってはいるのですが・・・)


私の好みとしては設計士さんの図面はとても気に入りました。

プライベート空間が確保されていて、かつLDKもしっかり区分けされ、来客者もスムーズに和室に通せる非常に効率的な間取りだと思います。


ただ、子供達が玄関、自室、風呂などに直接アクセスでき、食事時以外LDKに立ち入らなくても生活できてしまうところが少し気になります。

私は今は小さな住まいで、家族で常に同じ空間で過ごしています。寝る時も川の字で窮屈ではありますが、この家族の距離感に心地良さを感じていたりもします。

もちろん、子供の成長につれて距離が離れていくのは必然ですが、できるだけコミュニケーションのとれる、LDKを通らないと風呂には入れない私案も捨てがたい間取りです。

ちなみに奥さんは、設計士さんの間取りはなんだか迷路みたいとか壁が多すぎじゃないかとか、なんともインスピレーションめいた失礼なことを言っています・・・。


とにかく、これは猛烈に悩みます。

どちらの図面にも良い面がありますので、どちらの方向で進めるべきか考えどころの分岐点です。みんなはどっちが良いと思う?

勾配天井を考えてみる

私が考えた渾身の間取りではありますが、たくさんの気になる部分のひとつにLDKの採光があります。

LDKが縦長になり、左右(東西)は壁になっている為、赤〇のLDK中心部分にはおそらく太陽光が届きません。

私も奥さんも、新居はできるだけ自然光が入る明るい家にしたいというのが希望です。キッチンを対面ではなく、縦置きにしたのも上(北)側に窓を設けたいからです。

この問題に対処する方法として、「勾配天井にして上に窓を作ればいいんじゃないか」と思いつきました。


勾配天井にする費用なども聞いてみないと判断はできませんが、とりあえず自分なりの希望を考えてみようと思います。


exelの図形描写で、まずはLDKの断面図を描いてみます。

だいたいの寸法を鑑みるとこんな感じです。左が北側、右が南側ですね。

つい夢中になって、i-smartの家電収納やテレビボードなどの高額オプションも盛り込んでみちゃいましたw

通常は天井高240cm、屋根勾配は1.5寸の片流れが多いと思われます。


では次に、LDKの中心に陽が入るよう勾配天井にしてみます。

屋根は3.5寸勾配になり、天井はこのように広がって北側に窓が設置できると思われます。7マス(1マス:90cm)分を吹き抜けにした場合ですね。

超天井広っ!これはめっちゃ開放感ありそうです。中心付近はもう2階建ての高さですね。

ただ、いくら断熱性能が高いと評判の一条の家といえど、ここまで天井が広がって体積が増えては冷暖房効率へ大きな影響が出ないでしょうか。心配です。


続いて、天井勾配面積を1マスずつ減らしてみます。


6マスの場合

勾配開始部分が1マス減っても、開放感は7マスとあまり差は無さそうです。7マスよりも6マスの方が施工費が安価であればこっちを選ぶかな。


続いて5マス

リビングの途中から天井が高くなりますね。なんだか始まりが中途半端な位置で気持ち悪いかな~。


続いて4マス


リビングのちょうどはじっこ部分から天井が高くなる感じかな?面積も十分で良さそうです。

これよりも勾配天井部分を減らしたら、とても範囲が狭くなってしまいそうなのでこのへんが最低ラインではないでしょうか。


感覚的には、冷暖房効率への影響が少ない範囲で、かつ採光が得られそうなのは最後の4マスVer.かなと思いました。もし施工面積によって施工費が変わるものだとしたら尚更ですかね。


ところでこんなに天井が高いと、照明ってどんなもの付けるんだろう?自力で交換出来ない電灯はいやだな~。


勾配天井に詳しい方のご意見や体験談などコメントを頂けると幸いです。

間取りを考えてみた

自分なりに、どんな間取りの家が良いかよく考えてみました。


建設予定地は「畑」で、台形なので家は真四角にはならないため外形を考えるのは悩ましいですが、登記図面上では土地の面積はそこそこありそうです。

土地境界線ギリギリまでを攻めれば、30~35坪くらい面積が使えそうな予感です。


そこで奥さんと話し合った結果、新居は「平屋」にしようとなりました。

外形と間取りをうまく考えれば4LDKにはなりそうです。

生活必需品の車を駐車できるスペースはきちんと確保しなければなりませんので真剣です。


子供達は2階建てがいいと言っています。

当然です。誰もが子供の頃は2階建てに憧れるでしょう。

ですがきっと、いつか大きくなったら平屋の良さを分かってくれるでしょう。


間取りを考える上では、exelのセルを正方形にして、方眼紙に見立てて検討していたのですが、ネットで面白いものを見つけました。

「せっけい倶楽部」というフリーソフトです。

ちゃんと方眼紙のようにマス目があって、1マスを90cm(半畳)として間取りを作れます。

しかも床面積まで自動計算できる優れもの。

2階建てだと1階、2階の寸法を考慮して複雑に考えなければならないでしょうが、私は平屋で考えているのでシンプルです。


そして超目分量でだいたいこんな形なら収まるんじゃないかな?収まるといいな、という希望的観測も混じりつつ作ってみた平屋の間取りです。

(家具の配置はテキトーです。)

トイレは2つ作ってみたけど、2つもいらないかな?

予算度外視で妄想も混じった図面ですが、夢を見たっていいじゃない。


このソフト何がすごいって、3Dで作れて、マウスでくるくる回してズームできちゃったりするんですよね。


かなり面白いです。

便利な世の中になったものですね。


i-smartは外壁に面した場所に半畳の「ロスガード」という換気装置を作らなければならない為、平屋の貴重な窓際のどこに設置すべきかとても悩ましいです。

24時間稼働音がしてうるさいという記事も見ますので、玄関か洗面所に追いやりたいところです。

(上の間取り図では玄関横を想定しています。)


LDKが縦長で採光の課題などもありますが、とりあえず設計士さんとの打ち合わせまでに、プランを練って相談できるようにしたいと思います。


この間取りはアカンぞ!

こうした方がいいぞ!

というような部分があればぜひコメントをください。